公演概要
  公演趣旨
  出演者
  公演目的
  作品概要
  台本
  Kim Sang Soo
  2003・東京公演記事
  Photo
  2001年
   韓国- ソウル公演
  2001年
   日本- 大阪公演
  kimsangsoo.com
【公演概要】
 
▲主催 <島・isle>東京公演実行委員会 Kim Art Institute  
▲共催 駐日大韓民国大使館 韓国文化院・国際交流基金
▲会場 国際交流基金フォーラム
▲作・演出 金 相秀 Kim Sang Soo
▲翻訳 内山由紀/金 松伊/今野和代/張 貴子
▲CAST

冨樫真(とがし・まこと)
中本奈奈(なかもと・なな)
ちすん
伊藤久美子(いとう・くみこ)
バイオリン演奏=LEE Na Rae

▲STAFF 舞台美術・音楽=金 相秀
舞台監督=伊藤勝昭
美術協力=韓 亜由美
照明=明日英勝・松本秀則(未来工房)
音響=小原木克郎(サウンド・ウィ-ズ)
舞台スタッフ= 手塚勝巳
通訳・進行=馬 政煕
広報・通訳=盧 美香
広報進行=五十嵐ミナ
▲企画・
  製作
Kim Art Institute
▲助成 大韓民国文化観光部・財団法人日韓文化交流基金
▲後援

外務省
文化庁
在日本大韓民国民団
江戸開府400年事業推進協議会事務局

▲料金 前売・当日 4,000円(日時指定・全席自由)
学生割引 3,000円(問い合わせのみ・枚数限定)
 
▲公演
  日時
2003年4月16日(水) 19:30
            17日(木) 14:00 /  19:30
            18日(金) 19:30  
            19日(土) 15:00 /  18:00  
            *4日間 全6回  
▲制作 <島・isle> 東京公演実行委員会  
▲お問い合わせ
 ・韓国文化院
  http://www.koreaculture.jp/isle
  東京都港区南麻布1-7-32
  TEL:03-5476-4971  FAX:03-5476-4976
 

 

〈島・isle〉2001年ソウル公演 記事抜粋

よく現代人の孤独な姿を島のイメージで語ることが多い。人間関係の断絶と主体の揺らぎを同時に圧縮する表現として使われるといえる。舞台公演でもこのような現代人の孤独と相互の無関心は島というテーマで描かれることが少なくない。
………まず断絶された現代人の意思疎通と無理解、それによる人間性の破壊を登場人物の動きではなく、独特な視覚表現とナレーションで処理している。一般的な演劇の舞台での固定化された形式は見えない。幕が上がると、3名の女優が微動もしないまま、振り返りながら何か台詞を言い始める。ナレーションに引き続き、本格的に劇が始まるだろうという期待を持ちつつも、何の変化もなく1時間5分の間休みなく、吐き出すような女優のナレーションが続く。処女が子どもを孕んだという理由で離れ島に無理やり幽閉され、この過程で当事者の少女が凄絶に吐き出す死のような独白が情け容赦のない人間関係と不条理を思わせる。舞台セットといえば、海を思い浮かばせる20余台のテレビモニターだけが舞台の後にあるだけだ。
国立劇場小劇場での演劇<島-isle> は社会と人間に対する本質的な省察に染み込むこわい演劇。
KoreaTimes


無人島に幽閉された娘を通じて観客に人間の二重性を代理体験させる機会を通じてコミュニケーション(communication)機会を極段的な圧縮で優れるように形象化。
国民日報


演劇の祭儀性を表現したわれわれの言語の美しさ、芸術的な感受性の驚くべき体験。
京郷新聞


節制された俳優の動き、美しい国語のセリフ、うまく整えられた音楽と照明が出す奇麗で精巧なイメージたち、演劇中息が詰まるほど緊張し、澄んで奇麗な公演イメージの洗練された表現。
客席


人間が持っている二重性、コミュニケーションの不在、集団の暴力性、疎外の問題など現代社会の精神的な病症を鋭く解剖した芸術性高い創作演劇。
韓国日報


93年 'チャジャンメン' 以降、沈黙を破って提案的な演劇に韓国創作演劇の質をした段階高めたKim Sang soo。
朝鮮日報


演劇で単純、洗練、純粋を見せた演劇 <島-isle>はとても奇麗で透明な意識の流れを観客に経験させて絶望感を危機意識で脱出したい現代人の心理と望みを慰めて精神的な演劇で演劇の提案性を見せてくれた。
東亜日報


新しい千年国立劇場の舞台はコミュニケーションを主題に
劇作家、演出家金相秀の8年ぶりの舞台
MBCテレビ ニュース


真摯な芸術性の舞台
金相秀、8年ぶりの舞台復帰
SBSテレビ ニュース


国立劇場、コミュニケーションを主題に
祭儀的演劇、文明と自然と人間を描いた
EBSテレビ ニュース


韓国創作演劇の真髄
アリランテレビ ニュース


〈島・isle〉2001年大阪公演 記事抜粋

韓国の著名な演出家、金相秀作の劇<島・isle> 
文化・国情の壁乗り越え、独創性に和風織りまぜる
(朝日新聞 大阪公演レビュー)

韓国演劇を日本語で初の翻訳上演、日本スタッフ・日本の女優で舞台を作った。
韓国を代表する劇作家、金相秀氏の<島・isle>は、韓国や日本でも歴史の中で作られた文化が崩れてきており、そして礼儀や善悪、生と死に対する真摯な精神も消えかかっていることを伝えている。
読売新聞


金さんは演劇だけでなく映画、テレビ、写真などさまざまな現代芸術の分野で活躍している。86年に韓国のアカデミー賞である大鐘賞作品賞、96年には同シナリオ賞を受賞した作家、金相秀の<島・isle>は、日本において社会現象になっている引きこもりをテーマとして扱っている。
毎日新聞


韓国の総合芸術家、金相秀さんは、「日本の将来を真剣に考えようとしている人たちに是非見てもらいたい」と話していた。
九年前に発表した<島・isle>は韓国の国立劇場で公演され、今年二月にも再演された人気の創作劇だ。「孤独を舞台にした作品で、台本は"島国"を意識するため日本に来て書いた」という。
産経新聞


韓国の芸術家金相秀が日本語、日本の女優で演劇を作る
読売テレビ


韓国と日本の新しい次元の交流
NHKニュース


総合芸術家金相秀の日本の舞台
金相秀 日本と韓国間の真実な和解のために公演する
厳しい条件にもかかわらず最善を尽くす韓国芸術家、金相秀
毎日テレビ