公演概要
  公演趣旨
  出演者
  公演目的
  作品概要
  台本
  Kim Sang Soo
  2003・東京公演記事
  Photo
  2001年
   韓国- ソウル公演
  2001年
   日本- 大阪公演
  kimsangsoo.com
Kim Sang Soo
 


Kim Sang Soo (Art Generalist)
金相秀 (キム・サンス)

芸術は時代の精神であり、眼である。

金相秀は、演劇をはじめテレビドラマ、美術(設置美術・造形)、写真、デザインなど、ジャンルを越えた多方面の芸術分野で世界を舞台に活躍している総合芸術家である。
1978年、19歳の時に初めての自作の「環」を演出。その後、演劇だけではなく、様々な芸術分野で、韓国を代表する芸術家、作家、演出家として活動しながら、映画、ドキュメンタリーなどでも水準の高い作品を発表し、現代アートの真髄を人々に見せてきた。1986年、96年には韓国のアカデミー賞である大鐘賞作品賞、シナリオ賞を受賞した彼は、「芸術は時代の精神と目―Spirit & Eye―である」という考えにより、「単純、純粋.洗練」をテーマに作品を発表しつづけている。

この公演<島.isle>1992、2001年2月に韓国国立劇場にて公演されたが、2001年12月の日本大阪公演は、日本人スタッフと、日本人の役者を集めて日本語で行われた。2003年東京公演も日本人スタッフ、日本人役者で公演される。


/略歴/

金相秀(キム・サンス)
1958年 釜山生まれ


〈演劇〉
1978年 「環」で劇作家、演出家としてデビュー
1982年 「191931−1」(文芸会館小劇場)
1983年 「191931−2」(ドラマセンター)
1984年 韓国カトリック200周年記念「人」(明洞聖堂野外特設舞台)
1985年 「捕虜交換」(国立劇場)
1988年 「Taxi.Taxi-1」(国立劇場、サンウリム劇場)
1989年 「Taxi.Taxi-2」(スペースアートセンター)
1992年 「島・isle」(国立劇場)
1993年 芸術の殿堂開館記念公演「ジャジャン麺」
2001年 「島・isle」(韓国国立劇場)
2001年 「島・isle」(大阪国際交流センター大ホール)
2003年 「島・isle」(東京・国際交流基金ホール)

〈映画〉
1986年 「霧の柱」(1986年大鐘賞作品賞受賞、シナリオ作家協会賞受賞)
1996年 「学生府君神位」(1996年大鐘賞脚本賞受賞)

〈TV・ドキュメンタリー〉
「五賊」「金芝河筆禍事件」「巨昌 良民迫害事件」など

〈TV・ドラマ〉
「また春の日」「月明かりを踏み」「ある日々」「悲しみの地」など

〈著書〉
「金相秀戯曲集」 (1992)
小説「美しい人」 (1995)
映画シナリオ「金相秀シナリオ選集全9巻」 (1996)
「金相秀の芝居の本」 (1996)
写真集「パリのTuanh Duon」 (1998)
社会文化批評集「善良な人々の憤怒」 (2000)
「写真集 写真・散文集」(2003)
インスタレーション評論集「21世紀国家構想のための端緒―光復60年企画書」(2005)

〈美術〉
1995年 〈ou ca〉(どこにいるのか)−造形設置美術展 フランス・パリ招待展 (アスナルパリギャラリー)
1996年 国立現代美術館〈1996年今年の作家展〉展示企画並びにアートディレクター
1996年 国立劇場野外広場〈動く光、動く音〉設置美術
1997年 〈イメージの戦争−パリ、 Tuanh Duon!、練炭〉POSCOギャラリー招待展
1998年 金相秀 の〈写真と絵画〉PYOギャラリー招待展
2000年 英国 テイトギャラリー 設置美術鋭利準備中(〜現在)
2000年 慶福宮光化門〈文学と設置美術の出会い−文学の鏡〉
      国立劇場文化の広場〈音の光〉〈光の寺院〉設置美術
      2000新たな芸術の年総括行事〈月印千江之曲〉企画並びに総演出
2000年 米国スミソニアン博物館コンテンポラリアートプロジェクト(〜現在)
2001年 オーストリア・ウィーンビエンナーレ招聘展(Markギャラリー)
2002年 フランス パリ滞在(写真作業)
2002年 イギリス・ロンドン インスタレーション美術展
2003年 日本・東京 白黒・モノ 紙展
2004年 「私はこれを見る」フランス・パリ写真展
2005年 ドイツ・ハンブルク 写真展

〈その他プロジェクト〉
1996年 韓国・文化体育部委嘱 「文化の日」総演出
1998年 韓国・文化観光部依頼 「国立劇場改革案」
2000年 文化観光部委嘱 「新しい芸術年」推進委員(文学部門委員長)
2001年 文化観光部委嘱 「地域文化年」推進委員
2004年 文化観光部依頼 「新芸術政策総論」執筆
    文化財庁依頼 「文化財政策案」執筆
2005年 国務総理室委嘱 企画専門委員