〈島−isle〉2001年韓国公演 記事抜粋


よく現代人の孤独な姿を島のイメージで語ることが多い。人間関係の断絶と主体の揺らぎを同時に圧縮する表現として使われるといえる。舞台公演でもこのような現代人の孤独と相互の無関心は島というテーマで描かれることが少なくない。
………まず断絶された現代人の意思疎通と無理解、それによる人間性の破壊を登場人物の動きではなく、独特な視覚表現とナレーションで処理している。一般的な演劇の舞台での固定化された形式は見えない。幕が上がると、3名の女優が微動もしないまま、振り返りながら何か台詞を言い始める。ナレーションに引き続き、本格的に劇が始まるだろうという期待を持ちつつも、何の変化もなく1時間5分の間休みなく、吐き出すような女優のナレーションが続く。処女が子どもを孕んだという理由で離れ島に無理やり幽閉され、この過程で当事者の少女が凄絶に吐き出す死のような独白が情け容赦のない人間関係と不条理を思わせる。舞台セットといえば、海を思い浮かばせる20余台のテレビモニターだけが舞台の後にあるだけだ。


国立劇場小劇場での演劇<島-isle> は社会と人間に対する本質的な省察に染み込むこわい演劇。
KoreaTimes

無人島に幽閉された娘を通じて観客に人間の二重性を代理体験させる機会を通じてコミュニケーション(communication)機会を極段的な圧縮で優れるように形象化。
国民日報

演劇の祭儀性を表現したわれわれの言語の美しさ、芸術的な感受性の驚くべきな体験。
京郷新聞

節制された俳優の動き、美しい国語のセリフ、うまく整えられた音楽と照明が出す奇麗で精巧なイメージたち、演劇ずっと息詰まる澄んで奇麗な公演イメージの洗練された表現。
客席

人間が持っている二重性、コミュニケーションの不在、集団の暴力性、疎外の問題など現代社会の精神的な病症を鋭く解剖した芸術性高い創作演劇。
韓国日報

93年 'チャジャンメン' 以降、沈黙を破って提案的な演劇に韓国創作演劇の質をした段階高めたKim Sang soo。
朝鮮日報

演劇で単純、洗練、純粋を見せた演劇 <島-isle>はとても奇麗で透明な意識の流れを観客に経験させて絶望感を危機意識で脱出したい現代人の心理と望みを慰めて精神的な演劇で演劇の提案性を見せてくれた。
東亜日報